市町村制覇記

自転車で日本の全市町村を制覇する過程を記録するブログ

秩父を目指そう!〜埼玉の秘境をめぐる旅(東京都豊島区〜埼玉県秩父市〜東京都豊島区)

2017 年 4 月 20 日〜21 日

東京都豊島区〜埼玉県秩父市〜東京都豊島区 192 km

今回は秩父を目的地とし、1 泊 2 日で自宅との往復を敢行した。また、今回は新しいチャレンジを行ったので、後で記すことにする。

 

 

1日目(4 月 20 日)

東京都豊島区〜埼玉県皆野町 100 km

 

家を出発して国道 254号線を西北に進み、埼玉県和光市に入った。

その直後、少し長い上り坂を上った。道が平坦になると理化学研究所が見えてきた。その前を通り、しばらく走ると朝霞市、ついで新座市に入った。ここら辺はほとんど住宅街であった。

新座市に入ってしばらくすると、下り坂となり、下りきったところで左折して国道463号に入った。曲がってすぐに所沢市の境に至った。10 km近く走って所沢市街に至った。所沢はビルが多く、埼玉県の中でもかなり人口の多い方の都市であることを実感した。

国道463号を走り続け、入間市、ついで狭山市に入った。入間市に関しては中心部を通ったが、狭山市は境界付近を少し掠める程度であった。この辺も基本的に住宅街だが、小高い丘には森林も目立つようになってきた。

そのまま真っ直ぐ進んで飯能市境、ついで飯能市街に至った。

飯能市街の交差点を右折して府道30号に入り、北上した。程なくして日高市に入った。

市の中心地にある高麗川駅に着いた。変わったモニュメントが駅前にあった。

次いで毛呂山(もろやま)町に入った。ゆずで有名な町らしい。

越生(おごせ)町に入った。難読地名2連発である。江戸城を築城した戦国武将である太田道灌ゆかりの地であるらしい。

小さい峠を越えてときがわ町に入り、次いでまた峠を越えて小川町に入った。小川町の市街地は町の中だとかなり栄えている方だった。

再び峠を越え、寄居町に入った。

坂を下り、荒川のほとりに到達すると鉢形城跡があった。鉢形城は堅城として知られ、戦国時代には後北条氏の城として武田信玄上杉謙信の侵攻を防いでいる。

荒川を渡って寄居市街に入った。寄居町もかなり栄えており、人口も3万人と市とあまり変わらない多さである。

ここからは国道140号に合流し、荒川に沿って山間部に入っていく。山間部の入り口付近で長瀞(ながとろ)町に入った。

長瀞は荒川を船で下る川下りが有名な観光である。後に実際に体験することとなる川下りだが、今回は時間も遅かったため、船着場を見るにとどめた。

周りの景色もかなり綺麗であった。首都圏から程近くにこのような自然にあふれた場所があるのは素晴らしい。観光客が絶えないわけである。

すっかり日が落ちたがなおも先を進み、皆野町に入った。暗かったため、カントリーサインは見つからなかった。

 

皆野市街に入った。今回はホテルやネカフェでなく、公園で夜を明かすことを試みた。なるべく旅費をケチろうとした結果がこのチャレンジである。公園の滑り台の下に持ってきた寝袋を敷き、その中に入って寝ようとした。しかし、地面が硬い+雨が降ってきたために不快度MAXであり、結局ほとんど寝ることはできなかった。

 

 

 

2日目(4月21日)

埼玉県皆野町〜東京都豊島区 92 km

 

朝になった。寝不足ではあるが、寝袋をたたみ出発した。国道140号を南下し、秩父市に入った。長瀞町秩父市と関東には珍しい絵付きのカントリーサインである。この絵は秩父夜祭という祭を示したものらしい。皆野町カントリーサインも収めることができた。

秩父市街が見えてきた。遠くには武甲山が見える。石灰岩が採取される山のため、山頂付近は白く禿げ上がっている。

国道140号から西に向かって国道299号に合流し、南下して秩父市街に入った。ちなみに国道299号を逆走すると長野県の佐久市にまで行ける。途中、志賀坂峠、そして千石峠というかなり険しい峠があるが。またそれらの峠にも訪れたいものである。

秩父市街の中心地には秩父神社がある。秩父を代表する観光地の1つで、ここで秩父夜祭が行われるらしい。外から見ただけでも立派な神社である。

秩父鉄道秩父駅、次いで西武秩父線西武秩父駅に到達した。両駅の間は1 kmほど離れている。東京から行くには西武秩父駅の方が便利ということもあってか、西武秩父駅の方が派手な造りをしていた。

西武秩父駅には観光用の地図もあった。

その後は東へ向きを変え、帰途についた。小規模な峠を越えて横瀬町に入った。イラストはおそらく秩父市との境にある羊山公園シバザクラである。シーズンにはピンク色のシバザクラが一面に咲いて非常に綺麗である。

横瀬駅に着いた。ここにも町の観光スポットを示した地図がある。

その後は長い坂を頑張って上り、正丸トンネルを通過した。だが、このトンネルは路肩が狭い上、車の通行量が非常に多く、大変怖い思いをした。できれば正丸峠や山伏峠へ迂回し、このトンネルは避けるのが吉である。

その後は坂をひたすら下って飯能市街に入り、来た道を戻って自宅に帰った。今回は寝袋のみで公園で就寝という新しい宿泊形態を試みたが、どうやら寝つきの悪い私には合わないということは判明した。今後、泊りがけの旅は屋根の下でしっかり宿泊しようと強く決意したのだった。一方、長瀞秩父など、埼玉西部は自然豊かで見所の多い地域であった。また機会があれば訪れたい。

 

-------------

今回の制覇市町村:埼玉県和光市朝霞市新座市所沢市入間市狭山市飯能市日高市毛呂山町越生町ときがわ町、小川町、寄居町長瀞町皆野町秩父市

 

制覇状況:129/1,718