市町村制覇記

自転車で日本の全市町村を制覇する過程を記録するブログ

道志みちを走ろう!〜東京オリンピックにも採用された道を辿る(神奈川県相模原市〜山梨県山中湖村〜山梨県上野原市)

2017 年 3 月 27 日

神奈川県相模原市山梨県山中湖村山梨県上野原市 144 km

今回はサイクリストにも評判の道志みち、すなわち国道413号を堪能しつつ、山梨県の郡内地方(笹子峠以東の山梨県東部地域)の市町村を制覇した。ちなみに道志みち東京オリンピック2020の自転車競技にもルートの一部として取り入れられた。

 

相模原市橋本駅まで輪行し、国道413号に乗って西へ向かった。この日の午前中は雨が降ったり止んだりしており、慎重に走った。津久井湖を過ぎ、国道412号との分岐点(三ヶ木)に到達した。ここからが私にとって未知の領域である。

 

緩い坂をだらだら登りながら相模原市を西に行く。集落は時々あるが基本的に山道である。

ところどころきつい坂も現れつつ、坂を一旦下ったところで道志村に入った。3月のため、山間部にある道志村ではところどころ雪が残っていた。

再び上り基調の上り下りのある道となり、しばらく山の中を走っていくと、集落にたどり着き、村役場も見つけることができた。

ここら辺から坂の勾配は緩くなり、川沿いに進んでいく。かなり綺麗な川であり、この道が人気な理由もわかる。

この先にあった道の駅で少し休憩し、再度進むと山の中に入り、坂がキツくなってきた。特に10%近い坂が真っ直ぐ伸びる区間には心が折れかけた。真っ直ぐだと勾配に変化がない場合が多く、休める区間がないという印象である。峠は折れ曲がっている方が好きであると再認識した。

 

道の駅から400 mほどの高さを上り、標高約1100 mの山伏峠を通過した。峠には短いトンネルがあり、そこを通った。

トンネルを抜けると、山中湖村に入った。

峠を下り、標高が約1000 mになったところで富士五湖の一つ、山中湖湖畔に到達した。大きい上に静かで澄んだ湖であり、私が最も好きな湖の一つである。快晴の日には富士山も映えるが、今日は雲がかかってよく見えなかった。

山中湖南岸を通過して湖の西端に到達した。ここから進路を北西にとり、山中湖に別れを告げる。下り基調の道を行くと富士吉田市に入った。富士山の玄関口の一つであり、郡内地域の中心都市でもある。コシの強い「吉田うどん」が名物である。

市街地に到達し、鳥居をくぐりつつ中心駅の富士山駅に到着した。

ここからは北東方向に伸びる国道139号に合流し、ひたすら坂を下っていく。途中で西桂町、ついで都留市に入った。

なおも下って都留市街に到達し、都留市駅にも寄った。ちなみに富士山駅と同様JRではなく、富士急行の駅である。

都留市街に入ったあたりから下り勾配は緩くなり、適度にペダルを漕ぎつつ、大月市に入った。

大月市に入ってから1 kmもしないうちに国道20号線に合流し、これを東京方面(東方向)に進んでいく。

大月市街、そして大月駅に到達した。東京駅発中央線快速で最も遠い終点として有名な大月駅であるが、駅前は正直少し寂れているように感じた。しかし、関東と甲府、富士山方面をつなぐ交通の要衝としての役割はいささかも失っていないように思う。

そのまま下り基調の国道20号線を走り、山梨県最東端の市町村である上野原市に入った。

上野原から相模湖方面に抜けるには数回にわたって長板を上り下りする必要があるため、今回は上野原駅まで行って輪行で帰宅した。

前半は雨に降られたが、途中であがり、綺麗な雪景色、そして山中湖を見ることが出来たので今回の旅は全体的に満足であった。今後もこのような旅を続けていきたい。

 

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今回の制覇市町村:山梨県道志村山中湖村富士吉田市西桂町都留市大月市上野原市

 

制覇状況:113/1,718