前編からの続き
2018年11月24日
富士宮市のスーパ銭湯で一泊し、朝早くに出発した。
まずは富士宮市街地を北に向かった。富士宮市はその名の通り、古くは富士山本宮浅間大社の門前町として栄え、今も人口10万人ほどを有す。この日は快晴だったため、市街地からも富士山はよく見えた。
その後、国道469号線に合流して東行した。この後は富士山と標高1500 mの愛鷹(あしたか)山の間をすり抜けていく道となり、自然、勾配に富んだ道となる。少し下りもありながら、基本的に険しい勾配の上り坂を登っていった。標高920 m付近で下りに転じ、今度は急坂を一気に降っていった。国道469号線に入ってからここまでは、時折開けた場所に出るも、ほとんどが森の中であった。ちなみに、途中には動物園である富士サファリパークがあり、その付近の分かれ道を北上すると富士山登山口(富士宮口)に至る。
なおも坂を下っていくと、急に眼前が開け、ススキの群生が出現した。富士山とススキのコンストラクトが見事で、しばらく目を奪われた。これは全く予期していない景色であり、今回の旅で一番感動した。
ススキの群生林はかなり広く、御殿場市に入ってもしばらく続いた。
そして、再び御殿場市街に到達したことで、富士山一周を達成した。この後は小山町のカントリーサインを撮りつつ、神奈川県に入り、新松田駅まで走って輪行にて帰宅した。
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