市町村制覇記

自転車で日本の全市町村を制覇する過程を記録するブログ

ちょっとお出かけアラカルト⑤(茨城編)

2019年12月23日

茨城県土浦市鉾田市石岡市 71km

この回は、茨城中央部にある土浦駅を出発し、東へ向かった。少し上り下りのある道を行きつつ、かすみがうら市に入った。市名はもちろん、日本第二の湖、霞ヶ浦に面していることに由来する。平成の大合併で誕生し、同じ茨城県つくばみらい市とともに日本で最も長い6文字のひらがな市名となっている。

田畑と住宅街がモザイク状に存在する道を行き、霞ヶ浦沿岸に達した。ここから霞ヶ浦大橋を通って湖の狭くなった部分を渡っていく。湖にかかる橋にしてはかなり高さの低い橋である。

1kmちょっとある橋を渡り、行方市(制覇済み)に入った。

湖を渡ると田畑が増えてきた。あまり知られていないが、茨城県は日本有数の農業県であり、さつまいもや水菜などの産地である。

東北に進路をとり、鉾田市に入った。この市も平成の大合併で誕生した。

市が変わっても田畑が大半を占める風景は変わらない。鉾田市茨城県の中でも特に農業が盛んであり、市もさまざまな媒体でそれをアピールしているようである。

鉾田市街に入った。ちなみに鉾田市の中心駅は新鉾田駅であるが、それ以前にあった鉾田駅は、それを用いていた路線が廃止されたため、現存しない。

鉾田市は太平洋にも面している。せっかくなので海まで行ってみた。冬だからだろうか、太平洋は荒々しかった。

その後、鉾田市街に戻り、続いて西へ向かった。途中、小美玉市に入った。小川町、美野里町、玉里村が合併してできた市であり、それぞれの頭文字を一つとって小美玉と名乗っている。今回通ったのは小川、玉里であり、瓦葺きの住宅が集まっていた。

石岡市に入ったが、カントリーサインはなかった。石岡市は土浦と水戸の間にあり、それなりにベッドタウン需要もあるようだ。今回は石岡駅輪行にて帰ることにした。

 

2020年8月14日

東京都豊島区〜茨城県ひたちなか市 127 km

この回は、自宅の東京から茨城北部へ向かって自転車を走らせ、途中の市町村を制覇した。

幾度も通った国道6号に沿って北東に進み、茨城県に入った。そこから取手市、竜ヶ崎市、牛久市と制覇済みの市を再訪した後、少し寄り道をして阿見町に入った。隣の土浦市ベッドタウンとして機能しており、人口も4.8万人と町の中ではトップクラスである。

その後、土浦市かすみがうら市と通り、前回訪れた際にカントリーサインを取り損ねた石岡市に入った。

石岡市を抜け、前回制覇した小美玉市の旧美野里町地域(市役所もここにある)に入った。写真のような中心地には住宅街が形成されていたが、基本的には広々とした田園風景の中を進んでいった。

続いて、まだ行っていなかった茨城町に入った。県の名前を冠しているものの、人口3万人と、県庁所在地の水戸と比べるとだいぶ小規模な町である。

その水戸市茨城町の北隣にある。すでに何回か自転車で訪れたことがある地である。「梅と歴史のまち」という看板があるが、徳川御三家の領地、水戸藩として有名なので歴史というのは分かるが、水戸の特産といえば納豆しか知らず、水戸に梅のイメージはなかった。

水戸市街に近づくにつれて、高い建物が立ち並ぶようになってきた。やはり県庁所在地だけあって、国道は立派な三車線である。

途中、日本三名園の一つである偕楽園の近くにも寄った。偕楽園の周辺には湖があり、自然も多い。また園内にもいつか入りたいものである。

水戸市街を抜け、那珂川を渡り、北上すると那珂市に入った。東隣のひたちなか市と同様、那珂川を市名の由来に持つ。近年は水戸市ひたちなか市ベッドタウンとして人口が増えているようだ。

今回は那珂市の中心地までは行かず、すぐに南へ進路をとり、ひたちなか市へ入った。勝田市那珂湊市の合併によってできた市で、現在は15万人の人口を誇る工業都市として栄え、隣の水戸市と共に茨城県の中核を担う市である。

今回はこのひたちなか市勝田駅で自転車を畳み、帰宅した。

------------

今回の制覇市町村:茨城県かすみがうら市鉾田市小美玉市石岡市茨城町那珂市

制覇状況:281/1,718