2020年2月1日
東京都豊島区〜千葉県御宿町 113 km
この日は自宅から外房(房総半島東部)の海に行こう!と思い立ち、通過点の市町村制覇もおこなった。
東京から千葉に入り、千葉市を抜けて半島中心部の山地に分け入った。アップダウンを繰り返す道を走っていくと、長柄町に入った。
続いて、長南町に入った。長柄町と長南町はいずれも、この地域の中心都市、茂原市を囲むように存在する6町村の一つである。
大多喜町に入った。内陸に存在する市町村としては千葉県最南端であり、戦国時代から城下町を形成していた地である。千葉県有数の観光地、養老渓谷の一部も存在する。
ここまで内陸部を走っており、上り基調の道を走っていたが、海岸部直前で峠を越え、急な坂を下っていく。眼下には勝浦の市街を見渡すことができた。
坂を下り切り、勝浦市街に入った。勝浦は以前来たことがあるが、その時は時間的余裕がなかったので、今回ゆっくり見て回った。勝浦は市としては少ない人口2万人のみを有しており、市街の街並みはまだ古さを保っているようだった。
勝浦は古くから漁港として栄えてきた街であり、現在でも漁業が盛んで、勝浦の朝市は有名である。また、B級グルメの勝浦坦々麺でも知られている。
その後は海岸線の道を通り、御宿町に入った。前回は暗くてカントリーサインがうまく撮れなかったので、改めて撮影した。
その後は御宿駅で輪行し、東京へ帰宅した。
2020年7月24日
この日も房総半島を巡る旅を行った。
茂原市から出発して南下し、睦沢町に入った。前述した、茂原市を取り囲む町村群の一つである。この町村群が茂原市に合併されなかった理由は正直謎だが、それぞれの町村が自立できる力を持っているのか、合併協議が拗れたかのどちらかであろう。
その後またしても勝浦市を訪れた。猟奇的なマスコットキャラが描かれたイラスト付きカントリーサインが出迎えてくれた。
勝浦市街からは、前回とは逆に西へ向かった。途中、鵜原理想郷と銘打たれた海岸地域に寄った。夏真っ盛りということもあり、砂浜には大勢の海水浴客がいた。
その後は鴨川市に至り、ここで内陸の道を通って外房から内房へ移り、鋸南町に入った。ここら辺になると山もだいぶ低くなり、坂道の勾配もほぼ無きに等しかった。
内房海岸に至った後はひたすら北上し、東京都市圏の木更津市まで至って、輪行にて帰宅した。
2020年6月14日
東京都豊島区〜栃木県日光市 126km
梅雨は陰鬱な時期である。なぜなら自転車乗りの天敵ともいえる雨が降り続き、ロングライドが困難だからである。それでも我慢できずにロングライドを行うことがある。それが今回の、ひたすら北上してみた旅である。
東京の自宅から埼玉県を抜け、群馬、埼玉、茨城、栃木の4県が隣接する地を訪れた。そこには渡良瀬貯水池というため池があり、漫々とした水を蓄えている。
ここで雨が降ってきたので、しばらく雨宿りした。
池から北に向かうと栃木県に入った。また、同時に栃木市に入った。栃木県の県庁所在地は宇都宮市であることは周知の事実であろうが、栃木市という自治体も実はあるということはあまりよく知られていない。
一面に広がる田んぼ地帯を進み、やがて栃木市街に入った。栃木市は東京に近いこと、市町村合併をしまくったこともあって人口は15万人と、栃木第3の都市に成り上がっている。また、江戸時代以来の街並みが保存されており、観光地としても栄えている。
なおも北上し、思川という変わった名前の川を超えて鹿沼市に入った。
市街地以外はどこまでも続く田園地帯を走っていくと、鹿沼市街に着いた。この市も平成の大合併で人口を増やし、10万人近くに至っている。隣接する宇都宮市との関係が深く、通勤人口も多い。JRの鹿沼駅が存在するものの市街地からは離れており、多くの人は東武鉄道の新鹿沼駅を利用しているようである。
そして日光市に入った。日光市については語るべきことが多いが、今回は下今市駅までしか行かなかったため、日光市の素晴らしいポイントについてはまた別の機会に触れよう。
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今回の制覇市町村:
制覇状況:329/1,718