市町村制覇記

自転車で日本の全市町村を制覇する過程を記録するブログ

霞ヶ浦を目指そう!茨城県南部をめぐる旅(東京都豊島区〜茨城県土浦市〜東京都豊島区)

2017年2月15日

東京都豊島区〜茨城県土浦市〜東京都豊島区 144 km

これまで茨城県方面はほとんど行っていなかったので、日本で2番目の広さの湖である霞ヶ浦を目標地として、自宅を出発した。

 

荒川区葛飾区を通って利根川を渡り、千葉県の松戸市に入った。東京のベットタウンだけあって、県を跨いでもひたすらに住宅街や繁華街が続いた。ただし、上り坂が何回か存在し、国道6号という幹線だけあって車通りも多かった。道自体は走っていて楽しかったが、かなり体力と気力を持っていかれてしまった。

流山市に入った。流山市の中心部(市役所)は国道から遠かったので、流山市を通ることは想定外であった。

上り基調の道はなおも続き、柏市に入った。そのあたりでようやく下り基調になり、快調に飛ばした。

柏市を過ぎ、我孫子市に入った。ここまでは基本的にずっと市街地が続いた。

我孫子に入ってから国道を一旦逸れて我孫子駅に向かい、そのまま南下して手賀沼に向かった。私は地図で湖沼を見たら気になって寄ってしまう、かなりの湖好きなのである。

手賀沼は寄り道しただけのある湖(というか沼)であった。東京近郊にしてはかなり綺麗な湖で、多くのハクチョウがいた。

少し休憩してから手賀沼に別れを告げ、国道6号線に戻った。そして利根川を渡り、茨城県取手市に入った。

取手市街を過ぎるとようやく建物が途切れ、田んぼが連なる道になってきた。晴れ晴れとした気持ちの良い田舎道を進み、竜ヶ崎市に入った。この市の中心地も国道から離れており、一瞬で過ぎ去って牛久市に入った。

京都市圏よりも広々とした牛久市街を過ぎ、土浦市に入った。

しばらく田畑と住宅街が混在する道を走った後、土浦市街に入った。土浦市つくば市と共に茨城県南部の中心都市と言える場所であり、駅前にはビル街もあってかなり栄えていた。

駅自体も立派な建物であった。

土浦駅から東に進み、ついに本日の目的地である霞ヶ浦の湖岸に着いた。湾状の場所ではあったがそれでも広く感じた。あとこの湖もかなり綺麗だった。

ここでも休憩した後、帰途についた。ただ、同じ道を走っていてはつまらないので、府道を走り継ぎながら南下した。

 

阿見町に入った。カントリーサインは見つからなかったが、代わりに写真のような「ようこそ阿見町」という看板があった。カントリーサインとは独立にこのような看板がある市町村境はたまに存在する。

なおも南下すると遠目に大きな大仏が見えてきた。牛久大仏である。ブロンズ製の大仏としては世界最大(高さ120 m)であるらしい。せっかくなので近くに寄ることにした。近くで見るとなおさらその大きさがよく分かった。

牛久大仏がある公園には当時、大相撲の横綱に昇進したばかりの稀勢の里を祝う垂れ幕もかかっていた。どうやら牛久市が出身地であるらしい。

牛久大仏を離れ、竜ヶ崎市中心部へ着いた。関東鉄道竜ヶ崎線竜ヶ崎駅にも立ち寄った。竜ヶ崎線はこの駅と、竜ヶ崎市駅(JR常磐線への乗り換え駅)の2駅しかない、全長4.5 kmの短い路線である。

竜ヶ崎駅からなおも南下し、利根町に入った。名前の通り、利根川沿いに存在する小さな町である。

再び利根川を渡って一度我孫子市に入り、少し東に行って印西市を通った。既にこの時点で日が暮れてきた。自宅まであと40 kmはあるのだが。。。

その後、国道356号線を西に進み、帰路に着いた。途中ファミレスのトマトアンドオニオンで夕食をとった。関西中心のチェーン店でご飯お代わり自由、かつカレーバーもあってかなりお得なのだが、関東には我孫子市にしかない。もっと関東にも店舗を増やしてほしいのだが。。。

 

満腹感を得て再度出発し、すっかり暗くなった空のもとひたすら自転車を走らせた。国道6号線に合流し、そこからは行きと同じルートで自宅へ帰った。140 kmも走ったのですっかり疲れ果ててしまった。輪行時の分解、組み立て作業があまり好きではないので、できれば輪行をせずに市町村制覇を行いたいのだが、日帰りならば今回の距離が限度になるだろう。遠くの市町村の制覇にはやはり輪行が重要になってくるのである。

 

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今回の制覇市町村:千葉県松戸市流山市柏市我孫子市茨城県取手市、竜ヶ崎市、牛久市土浦市利根町、千葉県印西市

 

制覇状況:54/1,718