2017年3月7日〜12日
走行距離:582 km
京都府から東京に引っ越してから、絶対にやってみたいと考えていたことがある。それが自転車のみで東京から京都府の実家に帰省することである。当時は大学3年生も終わりかけ、来年度から研究室に配属されるため、今までのような長期休暇がなくなることがわかっていた。そこで、このタイミングでついに実施することとした。計6日の長旅である。全てネットカフェだと流石に疲れが取れないので、うち2日はビジネスホテルを予約することにした。準備を済ませ、いよいよ出発である。
1日目:東京都豊島区〜神奈川県小田原市
走行距離:93 km
関東から関西に行くには大きく分けて海沿いの東海道ルートと山を越える中山道ルートがあるが、大きな峠が少ない東海道ルートで行くことにした。ということで、せっかくなので江戸時代の東海道の始点である日本橋に向かい、そこからなるべく旧東海道沿いに走り、宿場町があった地に赴くことにした。
品川区、大田区を通り、都境(県境)の多摩川を渡って神奈川県川崎市に入った。
しばらく走って横浜市に入った。
横浜市の中心部を通りすぎ、保土ヶ谷宿の跡地に着いた。東海道の旧宿場町には下のような看板がよくみられる。風情を感じる看板である。
横浜市の保土ヶ谷区から戸塚区にかけての約15 kmは上り基調であり、藤沢市に入ったあたりで下り坂になった。藤沢市は人気観光地の江ノ島があることで有名である。街中に入ると藤沢宿の看板も見られた。
茅ヶ崎市に入った。藤沢市、茅ヶ崎市、平塚市、大磯町、二宮町と連続した沿岸部は狭義的に湘南と呼ばれ、さまざまな文化が芽生えた地として有名である。
相模川を超え、平塚市に入った。平塚市街は今までより広々としている感じがした。
大磯町に入ったが、カントリーサインを見逃してしまった。仕方なしにそのまま進み、二宮町に入った。
ちなみにここら辺は国道から海岸が近く、雄大な湘南の海を見ることができる。海水浴客で賑わいそうな砂浜である。(今回は立ち寄らなかったが)
そして、今日の宿泊地である小田原市に着いた。この時点でかなり日が暮れてきた。(カントリーサインが見づらくなってしまった。)
小田原市街に着き、夕飯を食べて、以前小田原に泊まった時に用いたネットカフェに入り、1日目は終わった。
2日目に続く